12/7イベントの御礼

先日来てくれたお客さんからメールで
ライブ見たあと、出演者さんのCDを2枚買ったという連絡がありました。

これは主催者としては本当に嬉しい事で、
自分が好きだ、ススメたいと思ったバンドを、自分が呼んだお客さんにも
それが通じたという何よりもの証拠でした。

 

今日はちょっと3点書きます。
それぞれに違う点なのですが、ここ最近思ってたことなので書いておきます。
読んだ後コメント欄やら何やらで率直なご感想頂けるとありがたいです。

 

 

■イベントの御礼

12/7(土)に新宿motionにて共同企画「はるおのけつの穴くらぶ」終了しました。
ご出演頂いた皆様、ご来場頂いた皆様、ライブハウススタッフ様、誠にありがとうございました。

 

イベント自体は終始盛り上がっていたような気がします。
「主催者だから客観的に見れてない」というのももちろんあると思うのですが、
当日は会場前の袖の方で出演者を見ていたのですが、時折後ろの客側振り返ってもつまらなそうにしている人はいなかった気がします。(もちろん「さよなら、ディクショナリー」というバンド以外の話です。)

個人的には今まで観たライブ、イベントのどれよりも全く飽きること無かったし、最初から最後まで中座したいなんて思わないイベントは初めてでした。それぞれが素晴らしいパフォーマンスをしていて、それにただただ見入ってました。

 

このイベントの広報にあたっては「サマソニ出演」とか「baycamp出演」とか色々と枕詞を付けての宣伝でしたが、やはりそういったもの抜きにしても、素晴らしいアクトをする方ばかりでしたので、それを来ていただいた方に知ってもらえたのは本当に良かったと思います。

 

こう出来たのもこれもほとんどはるおさんの力だと思っています。
共同企画で、半々くらいで出演者交渉やら準備やらしていたのですが、
やはり今までのはるおふぇすの経験及びその他行動が、このような豪華なラインナップにつながったのは言うまでもないです。

彼ほど無欲に、ただ音楽が好きな人も見たことないので、そんな彼と共同企画出来たことに感謝しています。

 

 

■外に向けた音楽

 

今回やってすごくためになったのが、どの出演者も「外に向けた音楽」をしている、ということでした。

外に向けて、つまりお客さんを意識してやっているバンドほどやはり、ライブが面白かったな、という印象を持っています。

 

バンドも色々なタイプがいますが、どうしてもある時点で「ライブする意味」というのにぶつかるような気がします。

「自分たちの音楽を知ってもらいたい」だけなら今の時代はそう難しくありません。作曲ソフトも充実し、ネットで公開もできます。あえてライブする意味がありません。

じゃあなぜ「ライブする」のか。

これについての答えはライブする人の数だけあると思いますが、
自分で今その問いかけに答えるとするならば
「お客さんに生の演奏を味わって、楽しんでもらいたい」だけのような気がします。

ライブは音源と違って当然視覚要素も入り込むわけなので、外に向けた音楽であれば立ち振る舞いも含めてやはりそこでも色々と考える必要があるのだな、と改めて気付かされました。

 

自分のバンドでは多くの課題を抱えていますが、それも課題の一つなのでメンバーと話しながら、スタジオなどで一つひとつ精進していきたいと考えています。

 

 

■多くのバンドのDIYの限界点

 

昨今のバンドを取り巻く環境は様々ですが、総じて音楽だけで生活していくには、一昔前に比べると大変な状況だと言うのは私なんかが言うまでもありませんよね。

 

CD売上がなくなり、会社がそのアーティストを養っていくだけの力が無くなったという認識なのですが、でもその分アーティストたちはDIY化していって、その点に関しては私はすごく良いと思ってます。先人たちに比べて、日々の生活を音楽だけに専念できないのははっきり言って不利だと思っていますが、でも昔に比べて個人が出来ることも多くなったので、チャンスと捉えるのが一番だと思います。

 

ただ、そうなると気をつけないといけないことが一つあると思うんです。
DIYでやると妥協点(?)が低くなりがちで、幾分か作品の完成度が低いものが見受けられがち、ということです。

 

というのも、ここ最近ライブで良い意味で裏切られるバンドが数多いのです。
どういうことかというとYoutubeとかSoundcloudの音源がしょぼいのに、ライブがかっこいいということが多々あるのです。

 

これって良いことでしょうか?
私は「否」だと思ってます。

 

だって、音源やら動画をネットで公開している意味て何でしょうか。
ライブに来てもらいたいための広報の一貫とかではないのでしょうか。
何であんなレベルの低い動画を垂れ流すのでしょうか?逆効果だと思います。

 

もちろん偶然ライブ見て「あーかっこいい!これはライブ見てよかったな。」となればいいですけど、普通、音源やらYoutubeの動画見て一発目しょぼかったら次ないと思います。

試聴できる音源の一曲目、Youtubeの動画一つ目で、そのバンドを追うか追わないかが決まると思います。

 

私が個人的に公開してもよいレベルというのはすごく客観的に見ても「ぐっ」と来るものです。
それ以外は公開は控えた方がいいと思います。ライブが良いと言われてるバンドなら尚更です。

 

今じゃどんなバンドかは事前にネットで調べるのが当たり前になってきた時代です。「ライブ良かった」と言われるバンドなら尚更、自分がどのような広報をしているのか改めて見直して、それで動画やら音源が「逆に脚を引っ張ってる」と少しでも思ったら、それを非公開にする勇気を持ってもらいたい気がします。

何故なら人の心を動かせられない、画質も荒い、音質も良くない音源や映像は、ただの自己満だからです。

 

でも「機材がないし、個人で出来るのはこれぐらいだ。」と思ってたら別に構いません。確かにそうだと思います。

音源なり、動画なり上げるのは自由なわけであるので、あとはあなたがそれを上げる理由次第です。

「これを聴くor見る人はどう思うだろうか。」と考えるようになることが、有意義な広報の第一歩だと思います。

 

そういうことを考える楽しさがあるのでDIYも悪くないと思います。そして、常に客観的に物事を見て、気づくことが重要だと思います。

 

偉そうに書いてしまいましたが、何も達成していない私がここ最近の思っていたことでした。

 

でも中途半端にやる方が結構つまらないので、バカでもずっと突き抜けてるくらい集中したほうが面白いと、最近はつくづく感じます。 

 

あら坊